会長方針

Policy

ご挨拶


会長 加藤 義夫

東北学院の同窓会組織として 母校と地域経済への貢献を目指

 TG地塩会(ちのしおかい)は、学校法人東北学院を母校とする経営者によって創設された同窓会組織の一つです。2003年、卒業生の中の企業経営者有志が、母校への恩返しと地元の経済活性化のために立ち上げました。
 名称の「地塩(ちのしお)」は、東北学院の建学の精神である聖書の言葉「地の塩 世の光」からいただいたものです。まさに「地の塩」として、母校や地域に貢献することを目的とする経営者たちの集まりなのです。
 東北学院の歴史は古く、1886(明治19)年仙台神学校として創立し、5年後に東北学院に改称され、2016年に創立130周年を迎えました。2021年3月時点で、19万4千名の卒業生を世に送り出しています。2023年には東北学院大学の新キャンパスが五橋に誕生する予定で、さらなる飛躍のときを迎えようとしています。
 多くの卒業生が政治、経済、文化、芸能等あらゆる分野で活躍しており、なかでも企業経営者の割合は宮城はもとより東北でも随一を誇ります。TG地塩会の登録会員は約160名。会を通して交流を図りながら、切磋琢磨し、母校や地域経済への貢献を目指しています。
 具体的な活動としては、年数回会合を開き、講師を招いて講演をお願いするなどしています。会員相互にとっては異業種交流の場になるとともに、ビジネスチャンスを創出する場ともなっています。また会合には会員だけでなく東北学院大学の学生も参加できるので、先達の話を聞いたり地元で活躍する経営者と触れ合ったりする良い機会となっていることでしょう。母校への恩返しの一環として、学生たちの未来を応援することも大事な貢献と考えています。
 東日本大震災後、停滞する東北・宮城の経済状況の中で、地元の経営者たちには大きな役割が求められています。だからこそ、TG地塩会として会員同士が手を取り合いしっかりと輪を広げながら、母校と地域経済のために貢献していくことを大切に致してまいります。
 今後は、在校生や卒業生たちの起業を支援したり、企業を継承する若者を育てたり、未来を担う若手経営者の育成にも力を注いでまいります。